エチオピアでの起業支援チャットボットシステム開発プロジェクトがもたらしたもの。

2021年よりJICA発のプロジェクトを採択し、「エチオピアでの起業支援チャットボットシステムの有効性検証及びシステム開発と啓蒙」を行っています。(2022年3月完了予定)

このプロジェクトは、1年も満たない短期間ながら現地の起業促進に資するチャットボットについてパイロット調査のみならず、実装して試行運用まで範疇に入るものでした。必要なチームづくりからシステムデザイン、現地&開発チーム&産官学などマルチステークホルダーを取りまとめ、2022年1月11日にβ版をリリースをするに至ります。

すでにこれまで検証に協力したユーザーから、多くの声が挙がっています。

このチャットボットの特筆すべきところは、「問いがけ」による、起業家マインドセットの醸成です。セルフ・コーチング的プロセスを埋め込み、「これまでの延長線上にはない変容」を個人一人一人にもたらすこと。その先の起業によって、さらに「これまでの延長線上にない変容」を社会にもたらすこと。

ViDAの理論と実践からの知見を、プロジェクトの進行のみならず、「起業家マインドセットの醸成」のツール開発、さらには現地のスタートアップ支援エコシステムへの貢献といった様々な側面で実装するプロジェクトとなりました。